まずシザーから行きます
5.5~6.0インチのベーシックなブラント用シザー
狙ったラインをしっかりと切れる様に
『逃げない』特性が必要
つまりはラインを出すためのシザー
用途・・・
スタイルチェンジや3cm以上切る時はほとんど
に使用
次は
同じインチくらいの甘く柔らかく切るシザー
毛髪に対してのアタリが柔らかい素材
『適度な逃げ・ズレ感』が必要になってきます
用途・・・
あまり長さを切らない時
(切り口が馴染むのでブラント感が出ずらい)
ロングのトップにハイレイヤーを入れる時
ロングのアンダーセクションのパネルを
縦スライスでとってアウトラインの厚み
を残すけれどレイヤーを丸くつなげたい時
全体的に柔らかいスタイルを切りたい時
切れ味をわかりやすく説明すると
前者が新品・研ぎたてシザーの切れ感で
後者が使い慣れたシザーの切れ感です
ですが
使い慣れたシザーは切れ味が
悪くなっているだけなので
(これは毛髪が痛む原因になりますよね)
ちゃんと目的に合ったシザーを持つのが
大事ではないかと思います
セニングは
5~15%(スキ率)の微調整用
20~30%の通常の毛量調整用
スキ率50%以上の空間あけ専用
次は
スライド・ストローク用シザー
セニングでは出せない
質感・束感を造るのに必要ですね。
このシザーはドライの状態で使っても
キューティクルを傷めない特許の製法で作られている
自慢の1丁です。
この用に様々な種類の
シザー・セニングを使ってヘアースタイルを
作っています。
今回はマニアックなお話でした!